世界の持続可能な観光地を表彰する国際認証機関Green Destinations(以下、GD)において、2025年版世界の持続可能な観光地TOP100(以下、TOP100選)」として、6つのカテゴリーで世界の100の地域が選出されました。
その内の1地域としてカテゴリー「 Thriving Communities(活気あるコミュニテー)」部門にて黒潮町が選出されました。
高知県内においては、“初”選出地域となり、黒潮町の防災文化と防災ツーリズムが高く評価されました。
Green Destinationsとは、
持続可能な観光に関する国際基準を制定・管理しており、その基準を満たす観光地に対して認証を行う国際認証団体です。
TOP100選とは、
世界中の持続可能な観光の国際基準を取り入れ、より良い地域づくりを継続的に行っている地域を毎年選出しています。
【選出過程】
➀サスティナビリティ・チェックとは、GDが定める持続可能な観光地に向けての取り組むべき観光指標84項目の中で重要視されている下記項目(*)15項目(初年度)での評価を行い、60%以上のスコアを獲得しなければならないものです。
* a)観光地マネジメント、b)社会経済的、c)文化的、d)環境的なガイドラインにおいて持続可能性の観点で地域を把握しているかを照合します。
②グッドプラクティス・ストーリーとは、地域が持続可能な観光の課題にどのように取り組んでいるかを伝えるものとして優良事例を提出し、有効性・革新性・移行性・持続可能性を6つのカテゴリー*別に審査が行われ評価します。
*カテゴリー:観光地管理・自然と景観・環境と気候・伝統と文化・活気あるコミュニティ・ビジネスとマーケティング